よくある質問

犬・猫をペットホテルに預ける前に打っておけばいい予防接種には何がありますか?

犬・猫をペットホテルに預ける前に打っておけばいい予防接種をご紹介します。

室内飼いでも予防接種を

多くのワンちゃん、ネコちゃんが滞在するペットホテルでは、直接噛まれる、引っかかれるということがなくても、くしゃみなどを通じて感染が広がるリスクが高いため、感染症対策として「ウィルスを持ち込まない」ことが最も重要となります。

しかし、ワンちゃんやネコちゃんの病気の中には人間に感染する病気もあること、予防接種の多くが「任意接種」であり、内容も一定していないことから、ウィルスの侵入を完全に防ぐことは難しいのが実情です。

よく、室内飼いのワンちゃんやネコちゃんは、他のワンちゃんやネコちゃんと接触する機会が少ないから、予防接種を受ける必要はないといわれますが、ペットホテルを利用するときはワンちゃんやネコちゃんの安全のためにも、予防接種を受けさせてください。

犬の予防接種

狂犬病(法定接種)


狂犬病は、犬だけではなくすべての哺乳類が感染し、致死率はほぼ100%という恐ろしい病気です。

日本では予防接種が義務化されていることもあり、現在は発生していない病気ですが、東南アジアなどをはじめとした海外、特に途上国では発生しており、海外渡航はもちろん、ペット用に輸入されたコウモリなどの小動物を通じて日本に持ち込まれる可能性があるため、注意が必要です。

犬ジステンパーウイルス(任意接種)


目ヤニ、鼻水、発熱、食欲の低下などの初期症状があり、重篤化すると麻痺や痙攣が起こります。

致死率は50~90%で、子犬の致死率は特に高く、完治しても神経症状などの後遺症が残ることがあるほか、症状が治まってもしばらくは咳、鼻水、尿、便、唾液から感染する可能性があります。

犬伝染性肝炎(任意接種)


犬アデノウイルスⅠ型感染症ともよばれる病気で、感染すると肝炎を発症します。

軽い発熱や風邪症状程度ですむこともあれば、急激に重症になって突然死することもあり、特に子犬の場合は死亡率が高く、症状が治まってもおよそ半年は尿にウィルスが排出されるため、感染リスクの高い病気です。

犬アデノウイルス(II型)感染症(任意接種)


犬アデノウイルスⅠ型感のように肝炎を発症せず、症状も比較的軽く、死亡率も高くないといわれていますが、他のウィルスや細菌に二次感染することで重篤化することがあり、子犬の場合は特に注意が必要です。

猫の予防接種

猫ウイルス性鼻気管支炎(任意接種)


猫ヘルペスウイルス(FHV)によって起こる猫風邪の一種で、鼻水やくしゃみ、発熱、食欲低下、結膜炎などの症状が出ます。

致死性は低いものの、重症化すると食欲が低下が原因で急激な衰弱や脱水症状に陥ったり、肺炎を起こすことがあるため、子猫や高齢の猫などは注意が必要です。

猫カリシウイルス感染症(任意接種)


猫の「インフルエンザ」とも呼ばれる猫風邪の一種で、鼻水やくしゃみ、発熱、食欲低下、口内炎、舌炎などの症状が出ますが、症状は軽く丈夫な猫あれば症状が出ないこともあり、症状が出ても1~2週間程度で回復します。

しかし、感染力は非常に強く、元気に見えても感染していることがある、人間の衣服にウィルスが付着していることもあるため、感染リスクが高く、猫ウイルス性鼻気管支炎と混合感染するなどがきっかけで、重症化する可能性もあり、子猫や高齢の猫などは注意が必要です。

猫汎白血球減少症(はんはっけっきゅうげんしょうしょう)(任意接種)


別名「猫ジステンパー」、「猫伝染性腸炎」とも呼ばれる致死率と伝染性が高い病気で、嘔吐、下痢、食欲不振、子猫の場合は心筋炎を起こして突然死を起こすことがあります。

まとめ

今回ご紹介した任意の予防接種は、感染力の高さ、致死率の高さなどから「すべての犬猫に接種が推奨されているワクチン」とも言われており、ウィルスごとだけではなく、いくつかのワクチンを混合した「混合ワクチン」として摂取することもできます。

接種費用や混合ワクチンの内容などは動物病院やメーカーによって異なりますので、予防接種を受けるときは事前にかかりつけの獣医師にご確認ください。

 

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